【導入事例】「AI導入はもはや選択肢ではない」リタ・マークス株式会社が語る、生成AI研修で得た“現場の変化”と未来
今回は、リタ・マークス株式会社様に、生成AI導入支援研修を受講いただいた感想やその後の変化について、代表取締役の大原様、山本様、石橋様、イン様にお話を伺いました。
研修導入の背景から、現場で生まれた具体的な業務改善、そしてAI活用が当たり前になる未来の展望まで、詳しく語っていただきます。
導入の背景:課題感よりも「何もしないことのリスク」を重視

――本日はよろしくお願いいたします。では早速、今回生成AI研修の導入を検討された背景についてお聞かせください。
大原様:
AIが日々ものすごいスピードで進化していく中で、これを活用している企業とそうでない企業とでは、今後大きな差が生まれるだろうと感じていました。
そのため「導入しなければ」という、ある種の危機感がきっかけです。
――以前から明確な課題があったというよりは、将来を見据えての判断だったのですね。
大原様:
もちろん課題は常に存在しますが、それ以上に「AIを活用しないことによるリスク」の方が大きいと考えていました。
――数あるサービスの中から、当社にご依頼いただけた理由は何だったのでしょうか?
大原様:
それはもう、西川さんのキャラクターです(笑)。人間的な魅力に惹かれて、トントン拍子に話が進みました。
研修の印象と効果:9割がワークの実践的研修で、現場が動き出した

――実際に研修を受けてみて、どのような印象を持たれましたか?
山本様:
これまで何となくChatGPTを触ることはありましたが、どういう指示を出せば良いのか、他にどんなAIツールがあるのかといった詳しい知識はありませんでした。
研修では、ChatGPT以外にも様々なAIがあることを知り衝撃を受けましたし、何より実際にツールを動かしながら学べたので、「こう使えばいいんだ」ということが非常に理解しやすかったです。
石橋様:
こういった研修は、ただビデオを視聴するだけの形式が多いという印象でしたが、今回は9割がワーク形式で、非常に身になる研修だったのが率直な感想です。
イン様:
ご説明いただいた内容が非常に分かりやすく、個人的にすんなりと吸収できるイメージでした。ChatGPTだけでなく、他の便利なツールもたくさんご紹介いただけたのも良かった点です。
大原様:
皆と同様、動画を見て終わる研修ではない点が良いと感じました。また、AIの世界は情報のアップデートが非常に速いですが、研修後もLINEで最新情報を共有していただけるので、とても助かっています。
――研修の効果として、具体的にどのような変化を感じていますか?
山本様:
研修でAIへの指示の出し方を学んだことで、自分が欲しい回答を得られるようになりました。また、「とりあえず使ってみる」という習慣がついたことで、これまで使わなかった便利な関数なども自然と使えるようになりましたね。
石橋様:
最も大きな効果を感じたのは、現場の従業員の変化です。これまでプログラミングコードに触ったことがなかったアミューズメント事業部の担当者が、研修で学んだことを活かして、毎日メールで送信していた日報をGAS(Google Apps Script)で自動化してくれたのです。
「GASとは何か」というレベルから始めた彼らが、自ら開発して業務を効率化しているのを見て、研修の効果を実感しました。
イン様:
私も以前はChatGPTしか使っておらず、指示もシンプルなものだけでした。研修でより良い指示の出し方やツールの使い方を知り、活用の幅が大きく広がったと感じます。
ただ、選択肢が増えたことで「どのツールが最適か」と逆に迷ってしまうという、嬉しい悲鳴もありますが(笑)。
大原様:
これまでは一つのツールで完結させがちでしたが、研修を通じて、目的に応じて様々なツールを使い分ける意識が身についたと感じます。
社内の変化と今後の展望:「AIを使っていいんだ」という空気の醸成

――研修後、社内でのAI活用はどのように進んでいますか?
石橋様:
研修を受けたメンバーがAIを活用している姿を見ることで、これまでITに苦手意識を持っていた他の従業員の心理的なハードルがかなり下がったように感じます。
全社的に「AIを活用していいんだ」という雰囲気が醸成されてきており、次に研修を受けるメンバーは、かなり前のめりな姿勢になっています。
――素晴らしい変化ですね。反対意見や懸念の声などはありましたか?
石橋様:
私の耳には入っていませんね。元々社内でITツールを活用する文化があったため、抵抗感はかなり低かったのだと思います。
イン様:
私の周りでも反対意見はなく、むしろ「こうしたいんだけど、何か良い方法ある?」といった、活用方法を共有し合う会話が増えたように感じます。
――今後の社内展開については、どのようにお考えですか?
山本様:
まずは本社部門が中心となって、各現場で時間がかかっているルーティン作業などを吸い上げ、AIを活用した自動化を進めていきたいです。最終的には、業務負担の軽減や残業時間の削減に繋げていければと考えています。
大原様:
私からも補足すると、将来的には「AIを必ず使う」という文化を社内に根付かせていきたいです。そのための動きをこれから作っていきたいと考えています。
導入を検討する企業へのメッセージ:「1秒でも早く」取り入れるべき

――最後に、これから生成AIの導入を検討している企業へ向けてアドバイスをお願いします。
大原様:
AIの世界はまさに日進月歩です 。だからこそ、1秒でも早くAIを活用する取り組みを始めることをお勧めします。
山本様:
AIで何ができるかを「知っている」のと「知らない」のとでは、全く違います。「こんなことができたらいいな」と思ったときに、AIの可能性を知っていれば、「AIで実現できるかも」と試すきっかけになりますが、知らなければその発想にすら至りません。
まずは研修などを通じて「AIでこんなことができる」と知ることが、大きな一歩になると思います。
石橋様:
人事目線でお伝えすると、自分ではバイアスがないと思っていても、誰しもが何かしらのバイアスを持っています。
AIを活用することで、そうしたバイアスをゼロに近づけることができます。代表と同じく、1秒でも早く導入すべきです。
イン様:
私の考えでは、AIの導入は「するかしないか」ではなく、「しないとダメ」というレベルで重要なことだと感じています。
仕事の効率や精度が上がるなど、導入によるデメリットはほとんどないと言っても過言ではありません。
――皆様、本日は貴重なお話をありがとうございました。
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